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千のナイフ(せんのナイフ、Thousand Knives)とは、1978年10月25日発表の坂本龍一のデビューアルバム。または、このアルバムに収録された曲。タイトルはベルギーの詩人アンリ・ミショーがメスカリン体験を記述した書物『みじめな奇蹟』の冒頭の一節からとられた。 == 解説 == 担当ディレクターによるとレコーディングにはコロムビアの第4スタジオで延べ339時間が費やされた〔千のナイフ2016年版ライナーノーツ〕。当時の坂本は、昼間にスタジオミュージシャンをこなし、夜12時から朝までこのアルバムを作成し、何か月もかかったが、寝なくても平気だったと回想している〔ワッツイン 1989年12月号〕。コンピュータ・オペレーターは松武秀樹が担当。坂本はシーケンサー・ローランド MC-8を初めて利用したが、。 ギターで渡辺香津美が参加。坂本からの注文は「火がついたように弾きまくってくれればいいから」だった。山下達郎もカスタネットで参加している。 ジャケット写真のスタイリストはYMOのメンバー高橋幸宏が担当。当時の坂本は長髪にTシャツで、ファッションとは無縁な風貌だったが、ジョルジオ・アルマーニのジャケットにリーバイス501ジーンズというコーディネートで周囲の持っていた坂本へのイメージを一新した。 ライナーノーツは、坂本本人、林光、細野晴臣が寄稿。細野は自らのコンセプト「イエローマジック」に絡めた文を掲載している。 このアルバムの発売に伴い、1978年10月25・26日に東京・六本木のピットインで「千のナイフ発売記念ライヴ」が催された。 初回プレスは400枚で、うち200枚が返品されてきた〔千のナイフ2016年版ライナーノーツ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「千のナイフ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Thousand Knives 」があります。 スポンサード リンク
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